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ゲキ×シネ最新作『乱鶯』劇団☆新感線VAC会員限定先行上映イベント開催決定!

ゲキ×シネ『乱鶯』

公演終了のご報告


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アワブロ17最終回『稽古場の思い出』

「乱鶯」の稽古も終わり、あとは劇場で皆様をお待ちするだけとなりました。じゃ、この稽古場レポートもそろそろ終わりにしましょうか。

最終回は、稽古場で撮れた写真の中から気になったモノをまとめてお贈りしたいと思います。これを稽古場の思い出としましょう。

まずは大勢が集まっている写真を二枚お届けしましょう。なんか人が大勢集まって一点を見ている写真って何故だか面白いんですよね。
まずこちらは稽古の合間の風景です。


アワブロ17

みんなが集まってある方向を見つめています。実は、この視線の先にはテレビがあります。あるシーンでは大人数が一斉に複雑な動きをするのですが、ちょっとよく判らなくなっちゃったので、みんなで録画を見て確認しているのです。
そう、最近では稽古風景を録画していて、後でキッカケや動きを確認できるようになっているのです。すごいよねえ。
で、みんな真剣に録画を見直しているんですが、意外と画面が小さいので見にくいなあとか思っているワケです。

次の写真では稽古中にみんなが集まっています。


アワブロ17

これまたみんなが集まってある方向を見ていますが、そういうシーンなんです。みんな、手を上げて叫びながら何かを制しています。こいつぁ大変だ。まあ大変なシーンなんですが、なんか面白いよね。元気があってよろしい。

続いては、今作の主役、十三郎の勇姿を。


アワブロ17

勇姿でもなんでもねぇや。なんかよく判んないけど、まあとにかく楽しそうでなにより。

次も稽古中の、良い表情の人たち。


アワブロ17

居酒屋での一コマですが、三者三様にとても良い表情です。なんでそんな表情なのかは判りませんけど。さとみさんは座り続けて足がしびれたみたいな顔ですけど。

さて、そんなさとみさんが、稽古が始まる瞬間になって急に慌て始めました。稽古用の五本指ソックスに履き替えたのに、本人は足袋型ソックスだと思って指を入れちゃったのね。その状態がこちらです。


アワブロ17

気持ちわるっ! なんか新しい生物みたいになっています。絵心ない芸人が描いた動物みたいになっています。まあ、さとみさんの場合、一事が万事この調子ですけど。

劇団最年少の中谷さとみさん(それでも40)の無様な靴下事情をお届けした後は、今カンパニー最年少の清水くるみさん(21)の素敵な笑顔をお届けしましょう。


アワブロ17

あら可愛い。あまりに可愛らしくて思わず載せてしまいました。稽古場に二十歳前後の女の子がいるなんてコト余りありませんから新鮮ですよね。稽古熱心で素直でとても良い子です。あと、焼き芋が大好きです。

そんなこんなで二月も終わりとなりました。稽古場では二月にお誕生日があった人々をまとめてお祝いです。


アワブロ17

左から、関田豊枝さん(2/2)、礒野慎吾くん(2/17)、南口奈々絵さん(2/28)、橋本じゅんさん(2/25)、山本亨さん(2/7)、河野まさとくん(2/19)の六名さま。まとめてですみませんが、みなさんおめでとうございます。
ちなみに、じゅんさんが「ビックロ」の紙袋を持っていますが、この当日に誕生日だったじゅんさんへのいのうえさんからのプレゼントです。いのうえさんは律儀にみんなにプレゼントをあげるんですよね。

そんなプレゼントあげがちないのうえさんに、プレゼントが!


アワブロ17

先日発表されました平成27年度大阪文化祭賞の優秀賞に「劇団☆新感線 2015年劇団☆新感線35周年 オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』」が選ばれました! おめでとうございます! ありがとうございます!
綺麗に透明で見えにくいですが、いのうえさんが掲げているのが記念のトロフィーです。いのうえさんも嬉しそうです。


最後にこのめでたい写真を載せて稽古場レポートの終わりとしたいと思いますが、ところで「乱鶯」を見るにあたって予習ってしておいた方がイイの? ほら、いのうえ歌舞伎っていつも史実を元にしたややこしい人間関係が出てくるじゃない? とか心配なさっている皆様。心配いりません。今作は見たままを楽しんで頂ければ大丈夫です。判りやすい江戸中期が舞台ですから、ちょっとでも時代劇ドラマとか見たことがある方なら、それと同じような感じだと思って下さい。
しいていえば、舞台となるのは天明〜寛政期。田沼意次の賄賂政治が横行し、庶民文化も爛熟していた時代です。文化の中心地・日本橋あたりには何百人もの奉公人が住み込みで働くほどの大店もあったとか。平和な時代が長すぎて、武士ですら作法としての剣術しか身につけていません。そんな時代です。

さて、これで今回のアワブロも終わりです。まずは東京・新橋演舞場から。四月には大阪・梅田芸術劇場に、五月には北九州芸術劇場に参ります。時、あたかも春。鶯の啼く頃です。劇場ではどんな鶯が啼くのやら。それでは各劇場でお待ちしております。


 

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アワブロ16『今まであまり触れられていなかった人々』

さあさあもう時間がありません! どんどんいきましょう! 今回は、今まであまり触れられていなかった人々を次々ご紹介。

まずは祭のシーンにいる売り子さん二人を。こちらが団子屋の藤家剛さん。


アワブロ16

なんか赤ダルマみたいな藤家さんの方が団子っぽい。まだ稽古序盤の頃ですから仮の小道具ですが、本番ではホントに美味しそうな団子が使われますよ。食べられないけど。
それよりも、仮とはいえ、藤家さんが持っている団子が三兄弟バージョンなのはどうしたことでしょう。ええと、その場合、藤家さんがお父さん団子です。

そしてこちらが飴細工屋さんの永滝元太郎さんです。


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こちらも仮小道具ですが、そんなコトよりも永滝さんの表情が素晴らしすぎて目が離せません。ちなみに永滝さんは元・劇団M.O.P.のメンバーでして、かなり以前からの知り合いでした。まさか新感線で永滝さん(というか元太郎くん)と共演ができるとは思いませんでした。楽しみなんですが、一緒になるシーンがないのが残念です。

続きまして、旺盛な食欲を示している村木仁さんです。


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まーた食べてる! しかもムシャムシャと! かつてアンケートに「もうアイツの食欲に興味はない」とまで書かれるほど食事シーンの多かった仁さんですが、最近は少なくなっていたのね。ですが今回は存分に食べてもらいますよ。リアルに。

そんな仁さんが稽古場で寝ている逆木圭一郎さんを見つけました!


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寝てますよ! 逆木さんが舞台上で寝てますよ! とわざわざ報告してくれましたが、いいんです。逆木さんはここで寝ていて大丈夫なんです。いえ、ホントは寝てるシーンではありませんけどね、そこに居なくてはいけないんです。しかしよく見たらシュールな光景ですね。

しかしそんな仁ちゃんも、ある時には舞台で寝ていました。




ま、これも寝ているのではありませんが、それにしても見事な寝っぷりです。美しさすら感じます。なんというか、豚のひらきです。

本番直前だというのにこんなのんきな稽古場レポートでもよろしいでしょうか。ご紹介したい写真はもうちょっとありますので、もうちょっとだけお付き合いください。


 

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アワブロ15『裏』

今日は、少し趣向を変えて、「裏」をテーマに稽古場レポートをしてみたいと思います。舞台には色んな「裏」がありますが、まずは「裏方さん」、つまりスタッフさんから数名ご紹介したいと思います。

まずは作家の倉持裕さんから。ご自身が主宰する劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」での作・演出はもちろん、多くの演劇、ドラマなどへの作品提供や演出でご活躍の方ですが、新感線に新作を書き下ろして頂くのは初めてとなります。時々稽古場にも顔を出して下さいました。


アワブロ15

もちろんただ稽古を見学するだけではなくて、台本の修正や追加の打ち合わせのためでもありますよ。
倉持さんといえばシュールなコメディから社会派の作品まで、幅広い作風で知られていますが、私・粟根が個人的に好きなのはやはり「鎌塚氏」シリーズです。ちょっとクドめの、けれども品の良いコメディで、私のハートはわしづかみされっぱなしでした。時代劇は倉持さんにとっても初めての挑戦となるそうですが、細かな時代考証に裏打ちされた重厚なストーリーと、ちょっとした食い違いが生み出す面白みとが存分に倉持節を感じさせます。それが新感線流に味付けされるのですから面白くないわけがありません。

時代考証といえば、今作は本格時代劇というコトで、いつもよりはちょっとだけ小道具等も本格的になっています。そして、新感線としては久しぶりに所作指導の先生をお招きして、細かな仕草をご指導頂きました。


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ご指導下さるのは尾上菊之丞先生。日本舞踊尾上流四代家元で、数多くの歌舞伎・演劇公演での振付や所作指導でもご活躍です。今作では日本橋の大店呉服屋などが舞台となりますので、江戸の商人たちの所作などをご指導頂きました。
ただ、そこはやはり新感線公演ですから、いのうえさんの細かい演技指定や小道具の関係で、どうしても誇張された動きなどが多いのです。ですから、尾上先生には必要最小限のご指摘に留めて頂いております。もし変な動きがあったとしても、それは演出のいのうえと俳優陣のせいですので、どうぞご容赦下さいませ。

スタッフさんからもう一人。壁にすっぽり収まっている小道具担当・鈴木美幸さんです。


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今作でもいつものように膨大な量の小道具が出てくるのですが、その小道具の棚の隙間にすっぽり収まっている美幸さん。なんか丁度良いスペースなんでしょうね。あまりのすっぽりさに思わず写真を撮ってしまいました。ウチの心強い小道具スタッフです。

では、次の「裏」は「裏話」をしましょう。まずはこちらの写真をご覧下さい。


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居酒屋のシーンで、古田くんとメタルくん、仁さん、武田さんの四人が話しているように見えますよね。実は違うのです。古田くんとメタルくんは花道の上にいるのです。
新橋演舞場といえば日本でも有数の長さを誇る立派な花道があります。今作でも当然花道を使った演出があるのですが、稽古場ではあの長さを再現できません。そこで、稽古場の横幅を縦の長さに見立てて花道部分の稽古をしているのです。つまり、舞台上の居酒屋で仁さんと武田さんが会話しているテイの芝居をしている間、花道では古田くんとメタルくんの芝居が進行しているってコトです。

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こちらが稽古場での花道。左の黒い線が舞台ツラ、つまり舞台の前端です。その右側全体が舞台エリアで、左側が演出家などのスタッフが座っているエリア。つまりこの舞台エリアで稽古しているのですが、花道を使う稽古では、この黒い線と右側のグレーの線との間を花道として使います(もう一本ある光っている線は関係ありません)。
花道をゆっくり歩いてくるシーンなどではココを歩いて行くのですが、舞台上で稽古している人の真ん前を横切っていくことになるのでなんとも奇妙な稽古風景です。ま、稽古裏話ってコトで。

最後に、今度はホントの「裏」の話、「セットの裏」の話を。
仮の舞台セットが組まれてしまいますと、その裏側は演出席から見えないのね。本来、そのスペースは上手と下手(かみてとしもて=舞台の右側と左側)を繋ぐ裏通りなのですが、今は使わないセットや小道具も置かれています。
さらに、出番でない人々が自主稽古したりするスペースにもなります。


アワブロ15

稽古の邪魔にならないように静かに殺陣稽古したりストレッチしたりしていますね。演出家の視界に入ってしまうとジャマになってしまうので、こういう仮セットの裏とか、小道具の隙間には出番でない俳優部がいたりします。それこそ庭の石の裏の虫のように。

さあ、稽古も大詰め。裏も表も全員一丸となって追い込みにかかっていますよ!


 

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アワブロ14『どーしてそうなった?』

本番も間近につき、稽古場で見つけた細かいレポート、どんどん行きますよ。今日のテーマは「どーしてそうなった?」です。説明無しに写真だけ見ても状況がよく判らないといったモノを集めてみました。

まずは河野くんとさとみさんのこの写真。


アワブロ14

まさに何がどーしてこうなったのでしょう。まあ、説明するまでもないいつもの面白シーンだと思うのですが、取りあえず舞台は呉服屋さんだとだけ言っておきましょうか。しかし、これのどこが《黒》BLACKだというのでしょうか。大人でビターだというのでしょうか。いえ、大丈夫です。こんなのは細部です。全体をご覧頂ければ意外とちゃんと《黒》だというコトがお判り頂けると思います。ちょっとだけですけど。

次は大東駿介さんを二枚続けて。まずは、いかにも怪しい駿介さん。


アワブロ14

またしてもどうしてこうなったか判らないシーンですが、念のために申し上げますが、駿介さんは台本通り、演出通りに演じているのです。いかにも怪しくと書いてありますので、いかにも怪しく演じているのです。ただ、目が素敵に大きいので怪しさが倍増しているだけです。

さらに頭を抱える駿介さん。


アワブロ14

古田くんがあっけにとられる前で何かを叫んで頭を抱えています。大変スピーディーでインパクトがあってよろしい。一人で興奮して一人でテンパって一人でドタバタする。今回の駿介さんは相当に面白いですよ。

そして、逆木圭一郎さんも不思議なことになっちゃいました。


アワブロ14

どうしてこうなっちゃったんでしょうね。みんなに寄ってたかって持ち上げられています。高い高ーいです。吊し上げです。ま、こういうシーンが必要だからこうなっているのであって、何の不思議もないのですが、ココだけ切り取ってみたらやっぱり不思議ですよね。

最後に、古田さんと聖子さんのツーショットで締めておきましょう。


アワブロ14

これのどこが一体《黒》BLACKだっていうんだい! こんな面白げなシーンのどこに《黒》の要素を見いだせば良いんだい? これはGVGかい? 五右衛門とマローネかい? いえ、大丈夫です。こう見えてそこそこ《黒》です。

我々はこんなコトをしながらいのうえ歌舞伎《黒》BLACKを作っております。いつもと同じカンジでいつもと違ういのうえ歌舞伎を創る。まあ総じていつも通りですが、いつもとはちょっと違う新感線を見てみたいと思いませんか? それには実際に舞台を見て頂くしかありません。ご来場をお待ちしております。



 

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