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ゲキ×シネ『乱鶯』

公演終了のご報告


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  • 2017.04.13 Thursday

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撮影レポート:高田聖子編

準備を終えてフロアに登場するやいなや「おっ、艶やか〜!」「いかにも仕事ができそうな女将に仕上がってるね!」などと周囲から気軽にバンバン声がかかりまくっていたのが、高田聖子さん。今回は<十三郎>と<勝之助>が潜入することになる浅草の呉服屋・丹下屋を仕切る、男まさりの女将<お幸>を演じます。


高田聖子

もみじと流水柄の入った華やかなブルーが目に鮮やかな引きの着物に、中筋と蝶柄のオレンジの帯という組み合わせがとっても個性的。派手さの中にもしっとりとした大人の色気も感じられます。チラリと裏地にも流水の模様が見えるところが、また粋。裾を長く引きずる形になるので、足元のラインが綺麗に出るようにと聖子さん本人と衣裳スタッフはずっと裾の広がり具合を気にしながらの撮影になります。


高田聖子

テスト撮影で表情をチェック中、聖子さんが「これだとちょっと眉毛が若々しすぎないかな?」とつぶやくと、河野さんも「そうだな、もうちょっと年齢を上げた感じにしたいなあ」。そこで早速、眉のメイクを直すことに。しばらくして最初よりきりっと細めの眉になって再登場した<お幸>に、今度は「いいじゃん、やり手、やり手!」「色っぽいねえ!」とまたもや声がかかります。


高田聖子

後ろを向きながら上半身をひねった立ち姿を撮っている際には、やはり着物の皺の流れが美しく斜めに入るようにと衣裳スタッフがミリ単位で気を配る場面も。あくまで完璧な美しさを、この場にいる全員が求めている現場です。河野さんも「もう少し帯の柄が見えたほうがいいか。うーん、やっぱり着物って面白いよなあ」などと言いつつ、よりベストな柄の見え具合を工夫しては、姿勢や身体のひねり具合を聖子さんに指示出ししていきます。


高田聖子

顔のアップを撮影している時には角度をゆっくりと変えていくたび、聖子さんの表情がしっとりと落ち着いた奥様風になったり、気の強そうな勝気な女性に見えたりし、まとう雰囲気も少しずつ変わっていっているように感じられました。その後も「女中に小言を言っている感じで」、「今度はけだるい雰囲気で」というような、さまざまな注文にもすぐさま見事に反応していく聖子さん。


高田聖子

ラストカットまで「カッコイイ!」が連発しきりだった今回の撮影、聖子さんの感想を聞かせていただきました。


――まずは、今日の撮影の感想をお聞かせください。

いつもとはちょっと違って落ち着いた感じがしましたね。いつもはもっと動きがマンガっぽかったりもするので、そういうことを今回は極力抑えたという感じでしょうか。別に謎の面白い武器も持たなくていいみたいだし(笑)。それに、半鬘(はんがつら)というのもなかなか珍しいですよね。

――それ、半鬘というんですか?

前のほうは自分の髪を利用しているんです。後ろのほうは鬘ですけど。

――まさに、大人の女性の色気が出てましたね。

いひひ、どうなんですかねえ。ま、大人というか年増というか(笑)。

――メイクも途中で変えていましたし。

もっとやり手っぽくということで眉毛をマイナーチェンジしたりしてみました。だけど勝手に年増風に想像していたものよりもなんだか可愛らしい着物だったので、あら、カワイイって、ちょっとうれしかった(笑)。

――今日の時点では<お幸>はどんなキャラクターかわからない状態ですが。

もう、なにしろ逆木(圭一郎)先輩と夫婦の役だということが最も想像できない部分ですよ(笑)。夫婦役なんて、たぶん初めてのことですし。ん? あったかな、いやなかったはず。

――今回、新感線初の大人っぽい本格時代劇だと聞いて、どう思われましたか。

我々もそういう年齢になったのか、そういう世界に足を踏み入れても生意気じゃないくらいの年齢には達したのかもしれないなと思いました。いつもはナンチャッテ的なところがありましたけど、今回はどのくらいそれを排除して、ミルクも砂糖もないブラックコーヒーにするのかというのが楽しみです。

――まさにいのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK、のブラックはブラックコーヒーのブラックだとか。

らしいですね。私はブラックコメディとかブラックユーモアとかのブラックなのかなって勝手に思っていたんですが、どっこいブラックコーヒーだというんでビックリしました(笑)。たぶん、いのうえさんの中ではコーヒー、イコール、大人というイメージだったんでしょう、きっと。

――本番に向けて、聖子さんが一番楽しみな点は。

そうですねえ。私、子供の頃から時代劇が好きだったんですよ。だから今回、そういう本当の時代劇というものにちょっとでも近づけたらうれしいなと思っています。

 
文:田中里津子 撮影:田中亜紀



 

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